まさか自分が…便利だったカードが恐怖に変わった日
数年前まで、UCSカードは本当にただの「便利なカード」でした。近所のアピタで食料品を買ったり、ドンキで深夜に衝動買いしたり。気づけばポイントが貯まってる、みたいな。財布に入っているのが当たり前で、その存在を深く考えることなんてなかったんです。
でも、そのカードはもう私の手元にはありません。ある時期から支払いが追いつかなくなり、督促の電話を無視し続けた結果、いわゆる「ブラックリスト」ってやつに載ってしまいました。
今思えば「なんであんなことしちゃったんだろう」って後悔しかないです。このブログは、そんな私の、ちょっと情けないけどリアルな体験談。「支払いが少し遅れてるだけ」って軽く考えてる人がいたら、私みたいになる前に、ちょっとだけ読んでいってほしいです。
鳴りやまないスマホ。知らない番号の正体は…
支払いが遅れ始めた頃から、私のスマホは知らない番号からの着信でひっきりなしに鳴るようになりました。最初は「どうせ間違い電話か、セールスだろう」くらいに思って無視してたんです。でも、そのしつこさは異常でした。仕事中でも、友達と飲んでるときでも、おかまいなし。だんだん着信音が鳴るたびにビクッとするようになって、精神的にかなりキツかったですね。
「もう限界だ…」と思って、ある夜、震える手でその番号をネットで検索してみたんです。そしたら、出てくる、出てくる…。そのほとんどが、UCSカードの督促関連の番号でした。
もし、あなたも今、知らない番号からの着信に悩まされているなら、それは見て見ぬフリをしちゃいけないサインです。私のところに掛かってきた番号については、今後このブログで少しずつ共有していこうと思っています。
でも、正直なところ、電話に出なかったのは本当に最悪の選択でした。事態は、私が思っていたよりもずっと早く、悪い方へ転がっていったんです。
無視した先で待っていた、本当の地獄
「そのうち諦めてくれるだろう」なんて甘い考えは、ポストに投函された一通の「一括請求通知」で完全に消え去りました。
そこからの展開は、本当にあっという間でしたね。
まず、カードが使えなくなり、毎日遅延損害金が増えていく。これはまだ序の口でした。
滞納から2ヶ月くらい経った頃には、私の信用情報には「異動」っていう記録がバッチリついちゃったんです。これがブラックリスト入りってこと。この記録は、借金を返した後も5年間は消えないって聞いて、目の前が真っ暗になりました。
そして最終的には、いつ裁判所から通知が来て差し押さえられてもおかしくない、という恐怖に毎日怯えることになったのです。もう自分の力ではどうにもできないところまで来てしまった、と痛感しました。
ブラックリストに載るって、こういうこと
ブラックリストに載るって、ただ「借金した人」っていうレッテルが貼られるだけじゃないんです。社会から、なんだか「いない者」として扱われるような、そんな感覚でした。
新しい部屋を借りようとしても、保証会社の審査で落ちる。スマホを買い替えようにも、分割払いができない。もちろん、新しいカードなんて作れるわけもないし、今まで使えていた他のカードも、ある日突然、利用停止になっていました。将来家を買うなんて、もはや夢のまた夢です。
たった一枚のカードを失っただけ。そう思ってたけど、本当に失ったのは、この社会で普通に生きていくための「信用」だったんだって、痛いほど思い知らされました。
最後に、もしあなたが同じ状況なら
私にとって最高の相棒だったUCSカードは、私自身の甘さが原因で、人生をめちゃくちゃにする悪魔に変わってしまいました。ネットで気軽に買い物もできないし、急にお金が必要になってもどうにもできない。本当に不便です。
もし、あなたが今、支払いのことで悩んでいるなら、どうか私と同じ間違いだけはしないでください。怖いし、気まずいのは痛いほどわかります。でも、勇気を出して一本電話してみてください。「支払うつもりはあります」って伝えるだけで、未来は全然違ったものになるはずです。
私のこのダサい失敗談が、誰か一人でも最悪の結末から救うきっかけになれば、本当に嬉しいです。